国民年金に続き厚生年金について受け取り予想額を算出します。
厚生年金は報酬比例部分+経過的加算+加給年金額からなります。
それぞれ、1,108,906円、ゼロ、397,500円で合計1,506,406円です。
(報酬比例部分:1,108,906円)
平均標準報酬月額 × 7.125/1000 × 平成15年3月までの加入期間の月数
自分は1997年4月より働いていますので、平成15年(2003年)3月までの
加入期間は72か月です。平均標準報酬は新卒時も含みますので、記憶が
曖昧過ぎてはっきりしませんが45万円と仮定します。
計算結果は230,850円です。(450,000x7.125/1000x72)
平均標準報酬額 × 5.481/1000 × 平成15年4月以降の加入期間の月数
2003年4月から退職予定である2025年6月までは267か月です。平均標準
報酬は直近15年ほどは最大平均報酬額である65万円で張り付いていますので
仮で60万円とします。
計算結果は878,056円です。(600,000x5.481/1000x267)
(経過的加算:0円)
経過的加算ですが、これは厚生年金加入期間が国民年金加入期間を上回る
時だけに採用される項目なので自分は該当外でゼロ円です。
(加給年金:397,500円、ただし76歳以降はゼロ)
加給年金の受け取り対象は、厚生年金の加入期間が20年以上でかつ65歳時点
で生計を維持している配偶者か子供がいる場合です。
自分は20年以上加入期間があり、妻は専業主婦で私が生計を維持しております
ので対象です。(子供は自分が65歳時点で18歳を超えており対象外)
妻とは約11歳差(10年10か月)であり、妻が65歳になるまで(妻が自分の国民
年金を受け取るまで)の期間だけ受け取れるものです。
金額は年間397,500円です。
そこまで計算式は複雑ではなく、小学生の四則計算の域を出ていないのは
意外でした。ただ給付の条件の意味することを理解するのはやや難しかったです。
さて、計算の結果、国民年金と厚生年金を合わせると65歳から76歳までは
2,211,280円、76歳以降は1,813,780円と算出できました。