妻の証券口座についての確定申告
過去から今まですべて譲渡益が20万円未満ということで、確定申告はしてきませんでした。
2024年に関しては想定外に利益が出てしまっているため確定申告をする方向で考えたいと思います。
優待クロスを行っているのですが、優待期間外において預かり金として現金のまま証券会社に置いておくのではなく、東証の上場ETF(1545:NASDAQ、2559オルカン)に置いておいたところ、株価が上昇してしまいました。
優待クロスの資金として使用するために現金化する必要がありますから、売却した際にそれなりの利益がでています。この売却益に対し源泉徴収で税金が取られておりこれを確定申告することにより取り返そうと思います。
具体的には、妻は専業主婦(正確には自営の役員で無報酬=無収入)のため、給与所得ゼロです。この場合では給与所得控除は取れないものの、基礎控除48万円は取れますので、株式譲渡益が48万円以下であれば税金はゼロ、すなわち源泉徴収された税金は返ってきます。
これに加えて、iDeCoも過去からやっていますので、23000円x12か月の276,000円が所得から控除できます(小規模企業共済等掛金控除)。つまり基礎控除と合計で756,000円までの株式譲渡益を無税にできます。
株式譲渡益が756000円まで行かない場合は、株式配当金も確定申告すれば源泉徴収された配当にかかる税金も取り戻せます。
最大約15万円(756000x20.315%)の免税が受けられますから2024年の進行年度は妻の分も確定申告をする方向で考えます。