資産が1.5億円以上あること、持ち家もあること、散財することは好きでないこと、などからこれ以上お金を稼ぐ必要性もなく、お金のために働くということは不要となっています。
病気もあって仕事に対する情熱はなくなったこと、このまま仕事を続けても新たな発見や勉強になることはなく、昇進することもないこと、を考えると仕事はやめてしまったほうがすっきりするかもしれません。
職位や年齢が高めなこともあり、社内でも邪険に扱われるようなことは減ってきたんだと思います。
幸い人間関係的には関わりたくないような人は極めて限定的ですので、その辺のストレスはない点は大変大きいですので、緊急避難的にやめる必要はありません。
減俸になる予定とはいえ、それでも1000万円以上ある給与を手放すことは惜しいと思いますので、退職までの踏ん切りはつきません。また、仕事をやっていてたまに面白いというかやりがい的なものを感じることがあるのも退職をとどまる理由です。
退職するのをやめた理由で結構大きかったのが、後輩から言われた言葉です。
「サラリーマンをやっていて毎月の給料が入っているからこそ、好き放題平日昼間に遊びにいっても、奥さんから文句を言われないんじゃないんですか？給料がなくなって遊んでいると奥さんも文句言いだす可能性ありますよ？」
このセリフは結構堪えました。家族からどう思われるかという観点が全く抜けていました。あまりにも自分の事だけを考えすぎました。うちの妻は私以上に自分のことしか考えていない人なので、私が会社を辞めようがやめるまいが、おそらく気にしないだろうと信じ込んでいました。
後輩君の考えは思い過ごしの可能性もそれなりにありますが、自分には全く欠けていた観点を指摘されて反省しきりです。
